子犬との生活Q&A

子犬をお迎えしたばかりの飼い主様から寄せられる質問事項についてまとめてみました。

Q1 あちこちにオシッコをするのですがちゃんと覚えるのでしょうか?
A 生後2カ月頃の子犬はまだ赤ちゃんなので何処でしたらいいのか理解できていません。
遊びに夢中になって、所構わずに前ぶれもなく粗相することも多いでしょう。
排泄のサインとしては、落ち着きがなくなり、床の匂いを嗅いだり、小走りになったりします。
寝起き・食後・遊んだ後など、時間をみてトイレの場所に連れて行くようにします。
教える方法一つではありません。飼育書などをみても色々なことが書かれていますよね。
色々試してみて、ワンちゃんの性格に合った方法を見つけなければなりません。
相談して頂ければ、その子に合った教え方をお伝えできると思いますので、ご相談下さい。
まずは、トイレの場所をサークルで囲い、ゲージから出したらまずはそこに入れます。
トイレシートの上で排泄をすることを覚えさせることから始めます。
用を足したら褒めてあげ、そこから出して遊ばせてあげます。
粗相をする場所はだんだん決まってきますので、いつも失敗するあたりにトイレシートを多めに敷いておく方法もあります。
最初は部屋のあちこちにシートを置いておき、徐々に枚数を減らしていくやり方が上手くいくと思います。
用を足しても大丈夫な場所が広いので、どこで用を足したとしても褒める回数が増えます。
最終的には1カ所になるようにし、設置したい場所に少しずつずらしていきます。
覚えるまでは部屋の見栄えは良くありませんが、トイレを早く教えるには良い方法です。
いつも入っているゲージが狭いと、寝床を汚したくないため我慢してしまい、ゲージ内では排泄を嫌がる子もいます。
それ以外の場所は全部トイレにしても本人は困ってないのです。
成長と共にオシッコの間隔もあくようになってくるので、気長に教えていって下さい。
早い子だと1週間くらいで成功するようになり、遅い子は覚えるまでに半年以上かかることもあります。
体罰や鼻を擦りつけて叩いたりしても性格を曲げるだけで逆効果となり、萎縮して隠れてするようになってしまいます。
しつけの基本は褒め上手になることです。
*ここで一つポイントとなる事例をご紹介。褒めるタイミング。
ワンちゃんがトイレの側までやってきて、排泄を失敗してしまったとします。
さて、あなたはどのような対応をしますか?
私の場合は、たとえ大失敗だったとしてもたっぷり褒めてあげるんです。
「成功じゃないけどトイレの近くまで来てちゃんと用が足せてお利口だね〜、
次の時はその隣のトイレでできたらもっともっといっぱい褒めてあげるよ!」と、
排泄をしたこと自体を褒めてヨイショしてあげることから始めます。
子犬に“排泄=褒められること”と理解してもらい、まずは自信を付けさせてあげるのです。
普通の方ならば、たぶんこの排泄行為について、ワンちゃん失敗したとして叱ると思います。
これが覚えられない原因だったりるすのではないでしょうか。
×:用を足す=怒られる=怖いから隠れてしたり覚えられない・・・。
○:用を足す=褒められる=自信を付けて上手にできるようになる!
これがトイレのしつけ成功への第一歩です。
どうしても上手くいかないときには他の方法もありますので、またご相談下さい。
Q2 お水をよく飲んで、オシッコの回数もビックリするほど多いですが大丈夫?
A 子犬は新陳代謝が激しいので、成犬よりもお水をよく飲みます。
便の状態がユルユルになっていないのであれば、お水は制限はしてはいけません。
それと、給餌量が少なめで空腹のワンちゃんは食欲を満たすためにお水をたくさん飲んで空腹を紛らせていることもあります。
心と体を健全に育てるためにも、適切な給餌・給水をまずは心掛けて下さい。
オシッコも赤ちゃんの内は回数が恐ろしいくらい多いものです。
お部屋に放して遊んでいるときなどは、30分〜1時間に1回くらいは排泄すると思います。
成長と共に膀胱も大きくなってくるので、オシッコの回数は減ってきて、一度に出る量は増えてきます。
排泄回数が多くても、徐々に我慢することも覚えてきますので、それまでは気長に見守ってあげて下さい。
成長期にはウンチの回数も1日に4〜5回くらい、大型犬の幼犬ならばもっと多いこともあります。
成犬になると、オシッコは半日くらいは平気で我慢できるようになり、ウンチは1日1〜2回程度になります。
なお、男の子の場合は成長と共にマーキング(足を上げてオシッコ)をするようになってきます。
今まで上手く出来ていたのが最近粗相が増えたなと思ったらマーキングだったなんてこともあるものです。
女の子の発情時にはオシッコの回数が平常時より増え、時には男の子同様にマーキングすることもあります。
マーキングを防ぐためには性成熟する前の段階で去勢・避妊手術を受けておくことがある程度有効とされてます。
Q3 ゲージに入れると鳴くのですがどうしたらいいでしょうか?
A 狭いところに入るのは人間でもイヤですよね。
ゲージの場所が安心できない所にありませんか?
寂しい、場所が嫌い、狭い、暑い、などなど、鳴くには何か原因があります。
お迎えしたばかりの時は環境に不慣れで心細くて鳴くことが多いです。
最初の2〜3日から1週間ほどは寂しさで夜鳴きもしますが、環境になれると共に夜鳴きは徐々におさまってきます。
危険防止のためにもゲージに慣らすのは大切なことです。
鳴いても放っておくと諦めます。子犬に構うと逆に呼ぶようにしつこく鳴きます。
飼い主さんの方が苦痛を感じるようであれば、そこら辺はワンちゃんの欲求を飲んであげても良いと思います。
家族で相談をして、ルールを決めていきましょう。
最終的に室内でフリーで飼育する場合でも、ゲージに入る習慣をつけておくと、いざというときに役立ちます。
Q4 ご飯を一度に食べないで遊び食いをしますがどうしたらいいでしょうか?
A 当犬舎で育った子犬達は兄妹で競り食いをしていたので、独りで食べることにまだ慣れていません。
食欲を満たされて育った子犬であるため、食べることへの執着心がそこまで強くないこともあったりします。
ご飯をとられる心配がないと、のんびり遊びながら食べてしまうようです。
食器を置いてから10分位したら、食べていなかったとしても片付けてしまいます。
具合が悪くて食欲がない訳でなければ、次の食事の時には空腹のためガツガツ食べるはずです。
もしくは、少し量を控え目にして与えると、ご飯タイムが待ち遠しくて急いで食べるようになります。
痩せ過ぎや太り過ぎでなければ、フリーチョイス形式(いつでも自由に食べられる)にしても問題はありません。
1日の総給餌量がだいたいわかっていれば、ムラ喰いや遊び食いであっても支障は無いと思います。
いつもお腹を空かせている子は、拾い食いや盗み食いをする可能性も大きいです。
遊び食い自体、食に対して満足している結果ですから、あまり悪いことでも無いと思います。
ちなみに、我が家で子犬を育てるときには、原則的にはフリーチョイスにしてます。
食器を置きっぱなしにするのは衛生上好ましくないので、食べるだけ食べたら食器を片付けるようにしてます。
自分で食べる量を決められる子はお腹を壊しにくくなるし、卑しい子になりません。
新環境に慣れてくると食べる量も増えてくるので、食べ癖はあまり心配しなくても大丈夫です。
Q5 食事の量・回数はどのくらい与えればいいのですか?
A 当犬舎から巣立ったばかりの子犬は、基本、自分で食べられるだけ与えても大丈夫な子に育ってます。
給餌量は目安としてお伝えしてますが、食べ過ぎて具合が悪くなるようなことは少ないと思います。
ドッグフードのパッケージに書いてある量を与えていれば大丈夫ですが、食欲には個体差がかなりあります。
給餌量は体型を見て判断するのが一番なので、一概には決められない物です。
フードのメーカーによっても給餌量には差がありますので、ワンちゃんに合った物を選ぶようにします。
屋外飼育のワンちゃんは冬期間(寒冷地では特に)、給餌量は増やします。
成長期は1日2〜3回、成犬は1日1〜2回です。
朝多めに与え、夜は少なめにするなど、与え方も色々工夫してみましょう。
食が太くて太り気味の子であれば、満腹感を満たすのは容易ではありません。
成長期の子犬でたくさん食べさせてあげたい時には、子犬用フードに成犬用やダイエット用を混ぜてあげると良いと思います。
栄養面的な物は給餌量を増やすことでまかなえるし、たくさんご飯をもらえるので一石二鳥です。
急いで食べる子は飲み込み食いをしますが、噛んでなくても心配はいりません。
噛ませるようにするには、小さい子犬の内から大きい粒のフードを与えてみるのも一案です。
噛まなければ飲み込めないので、噛む習慣が付いてきます。
食の細い子は1回の給餌量を減らして回数を増やし、満腹にしないようにすると一生懸命食べるようになってきます。
混ぜ物をすると口が肥え、どんどんわがままになり、美味しいものが入ってないと食べてくれなくなりますが、
あまりにも食が細い場合は必要に応じて利用してみるのも良いでしょう。
食の太い子に比べると、食の細い子の方がフード管理は大変と言えます。
我が家では、成長期には原則的には食べ放題状態です。
健全な生活ができていれば、人間の成長期同様に、たくさん食べてもカロリー消費されてしまうので太りすぎることはないです。
少しコロッとしている程度で大きくなっていきます。
ある程度成長が落ち着いてくると、食べる量も減ってきます。
フード選びや与え方など、心配でしたらアドバイス致しますのでいつでもご相談下さい。
Q6 お散歩はいつから連れて行けますか?
A 原則的にはすべてのワクチン完了まではお散歩は禁止です。
でも、安心できる環境であれば、日光浴として自宅のお庭やベランダで遊ぶのは構いません。
骨の成長や精神面・社会勉強のためには日光浴や外遊びはとても大切なことです。
人間の乳幼児同様に考えたら大丈夫です。
病気の危険のある場所へ連れて行かなければ、病気になる危険もありません。
衛生管理のできているお友達の健康なワンちゃんと遊ばせるのもいけないことでは無いと言えます。
多頭飼育の場合は、ワンちゃん同士にうつる病気がお互いに無いことを確認してから一緒にすると安心です。
*幼犬をワクチン接種等で動物病院へ連れて行くときは、待合室で待つより車で待つことをおすすめします。
病院で病気を拾う可能性もあります。
初めて病院を訪れるときには、あらかじめ電話で連絡を入れてから連れて行くと安心です。
Q7 手を囓る(甘噛み)のはどうしたら治りますか?
A 犬の口は人の手と同じです。子犬は興味のある物をくわえてみたり齧ってみたりします。
動く物や音の出るオモチャ等を喜ぶように、ヒラヒラするズボンの裾や人の手足もおもちゃのように思っています。
どんな物にでも最初は興味を示して齧ってみますが、動かなくて音が出ない物だとわかると、退屈になり遊ぶのをやめてしまいます。
これを応用してみましょう。
手足にまとわりついて甘噛みしたら、声を出さずじっとして動かない。(痛いけれどちょっと我慢して無視をする)
子犬からしてみれば、叱られたわけでもないし、楽しいので、またガブガブ齧ってくると思います。
そこで首根っこをグイとつまんで怖い顔をして見せ、不機嫌な口調で「ダメ」とか「いけない」を教えていきます。
最初はなぜ叱られたのか分からず何度も繰り返してしまいます。
少し覚え始めたら、次には、子犬の目の前でわざと手や足をユラユラさせて遊ぶように誘ってみます。
誘惑された子犬はちょっと戸惑いながらも齧りついてくるので、タイミングよくすぐに「ダメ」と叱り、態度で示してあげるようにします。
手を齧らずにいたら、いっぱい撫でて褒めてあげます。
何をしたら叱られたのか、どうやったら愛撫してもらえたのか、理解しやすいように教えなければ覚えてくれません。
手に齧り付いてきたときには手を引こうとすれば逃すまいとして余計に強く力を入れて噛みしめてきます。
囓ってきたときに、あえて口の中に手や指を奥の方に押し込むようにするとオエッとなって噛むのをやめます。
もしくは指をカミカミしてるときにそのまま顎をギュッと掴んでしまうと慌てふためいて口を開けて噛むのをやめます。
いけないことをしたら自分も苦しい思いをすることをわからせてあげるのです。
何もかも「ダメ」ではしょげてしまうので、囓っても大丈夫なものを代わりに与えます。
Q8 抱っこを嫌がるのですがどうしてでしょうか?
A 遊びたい盛りの元気な子犬は抱っこをすることで動くことを束縛されるのを嫌がることが多いです。
おもいっきり遊ばせて疲れた後だと、眠いので、さほど嫌がらないと思います。
活発な子犬はあまり抱かれることを好まないのが普通です。
抱っこよりもプロレスごっこのほうが好きなようです。
大きくなるにしたがって、人の側に張り付いて甘えることを好むようになってきます。
大型犬の場合は抱っこは習慣にしない方が賢明です。
大きくなっても抱っこを要求するようになるので、飼い主さんに無理が生じます・・・。
Q9 爪切りなどのお手入れを嫌がるのですがどうしたらいいですか?
A なぜ嫌がるのかと言えば、抱っこと同じように、爪を切るときに動きを束縛されることが苦痛なのです。
飼い主さんも緊張するのでそれがワンちゃんに伝わってしまうこともあるかと思います。
必要以上に手足をグッと握られたら子犬も恐怖心がでてくるのも当然です。
動きをコントロールしてジッと我慢させることを訓練していかなければなりません。
ペットショップでトリミングされているワンちゃんを見たことはありますか?
大抵の子が暴れず静かにお利口にしてますよね。
さてそれはどうしてだと思いますか?
高いトリミングテーブルに乗せられているので緊張しているため大人しいのです。
それと、犬の扱いに慣れている人がやっているからです。
ワンちゃんの方は「この人にはかなわない・・・仕方ないな・・・」と観念しているのです。
と言うことで、お手入れや犬の扱いについても飼い主さんに慣れてもらうことが大切です。
一般のご家庭ではトリミングテーブルはなかなか無いと思いますが、専用のテーブルや台などを準備してみましょう。。
まだ体が小さい内に少し高めのテーブルの上にあげてお手入れにチャレンジしてみてください。
台の上には滑り止めのマットなどを敷いて踏ん張りやすい状態にしてあげます。
慣れるまでは、家族にも協力してもらい、一人が体を押さえる係、一人が爪を切る係になると、
動きをコントロールしやすいと思います。
ご機嫌取りをしながらするより、強い態度で接して爪切りに望むようにします。
「今日は爪を切るぞ!」と決めたら途中で挫折しないで全部の爪を切って下さい。
暴れたりして途中で断念すると、ワンちゃんの方が勝ち誇ったかのように、次回はもっと暴れて切れなくなってしまいます。
観念させるように最後まで頑張ってやり遂げること。自信を持って接すること!
この時に「我慢や服従」の練習ができます。
爪を切りすぎたときには出血するので止血剤「クイックストップ」を準備しておくと安心です。
多少出血したとしても慌てず、何事もなかったのように冷静に止血剤で出血を止めてあげます。
慌ててしまうと心を読み取られますので、冷静に接することが大切です。
足裏の毛のカットは鋏よりもバリカンの方が肉球を切ってしまう危険が少なく安全です。
バリカンは人間用の格安の物でも大丈夫です。
毎日爪を切らないまでも、短時間で構わないので、日課として足先やパットを触る練習をするといいです。
ついでに口を開けてみたり、耳の中の点検もしてみましょう。
じっと我慢ができたら大いに褒めてあげます。
爪を切る練習よりも、動かないようにコントロールする練習の方が重要と言うことです。
どうしても自分では無理だと思ったら、悪癖を付ける前に獣医さんやトリマーさんに定期的に爪切りをお願いしましょう。
Q10 鳴かせすぎてデベソ(臍ヘルニア)に影響はないですか?
A ワンちゃんには時々デベソの出ている子がいます。
お引き渡し時には出て無くても、後で小さなデベソが出てくるときもたまにあります。
デベソがあると腹圧がかかると何となく心配ですよね?
普通に生活するには何も支障はありません。
どれだけ鳴いても、どれだけ暴れても、よっぽどのことがない限り大丈夫です。
デベソが巨大だったり、膨らんでいる部分が変色したり、硬くなるようであれば手術が必要なこともあります。
どうしても心配でしたら受診をおすすめします。
獣医さんに色々聞いてみると気分的に安心できることも多いと思います。
*デベソの手術に関しては予防措置となるためペット保険では適用外になることも多いようです。
*不妊・去勢手術の予定がある場合には、その時に一緒に処置してもらうこともできるようです。
Q11 家の中を走り回って滑ってますが何かいい方法はありませんか?
A 足を滑らせる環境は足腰に負担がかかるので非常に良くないことです。
絨毯を敷き詰めたり、敷物を工夫するようにしましょう。
タイル式カーペットだと汚れた部分だけ取り外して洗えるので便利です。
絨毯を敷く場合は、ループタイプだと爪が引っかかってすぐにほつれてしまうのでカットタイプがおすすめです。
ほつれた糸を飲み込むと腸閉塞の危険があるので気を付けて下さい。
子犬の内は粗相も多いので絨毯や敷物に匂いが付いてしまうこともあります。
床材自体を取り替えるつもりであれば、「サンゲツ・ノンスキッド」のような滑りにくい素材がお勧めです。
一般的なクッションフロアーよりも爪傷にも強く滑り止め効果は大いにあります。
我が家の室内は元々はフローリングでしたがノンスキッドを敷きました。
素材自体が重たいので糊付けなしで敷いただけですが、ずれたり動いたりしません。かなりオススメです。
全面に敷かなくても、ワンちゃんが通る場所だけに敷いて使うことも可能です。
Q12 子犬に言うことを聞いてもらうにはどうしたらいいの?
A 子犬をお迎えしたばかりの頃は、お客様扱い。
早く新環境に馴染んでもらうためにもワンちゃんの生活スタイルに飼い主さんが合わせるようにと説明しました。
数日たち、子犬が新環境になれてきた頃からは、規則を色々教えていかないといけません。
よって、子犬を家族の生活に合わせるような暮らし方に変えていく必要があります。
簡単に言ってしまえば、ちょっと意地悪な生活をしていくようにします。
子犬の思っていることとは逆のことをしていくと、ワンちゃんは人の言うことを聞くようになってくるのです。
例えば、ゲージから出して欲しいと騒いだとき、さてどうしたらいいと思いますか?
×可哀想だからすぐに出してあげる。
○騒いでいる間は無視をして、大人しくなったら出してあげる。
遊びたいと欲求したときはどう対応したらよいでしょうか?
×ストレス発散のためにも満足するまで思う存分遊ばせてあげる。
○ある程度遊んで絶好調に楽しそうにしているときに切りやめてしまう。
等々、子犬を振り回すようにして、欲求を飲んでもらうにはどうしたらいいのかを子犬に考えさせるように仕向けます。
犬は飼い主に無視をされるととても悲しいはずです。
どうやったら自分に振り向いてくれるのか、時には注意を引くためわざと悪いことや嫌がることをしたりします。
それでも無視すると、悪さや嫌がらせもしなくなるのです。
イタズラの片付けをするときなどは子犬に気づかれないように素早く済ませてしまいます。
気が付かれた場合は、無視をしながら不機嫌な素振りで片付けます。
子犬が飼い主の顔色を探るようになってきたらチャンス、アイコンタクトを取ることもできるようになってきます。
留守番をさせたときなども、帰ってきたときに1番に褒めてあげたいのが飼い主の心理でしょうけど、そこをグッと我慢。
普段通りの振る舞いで、自分の身の回りのことを一通り済ませてからワンちゃんと接するようにするのです。
我慢することを覚えた子はとても扱いやすくなります。
可愛がるのと甘やかしは別物です。
家族で決めたルールはみんなで守りましょう。

私自身もまだまだ犬の管理については未熟なこともありますが、少しでも参考になれば幸いです。
快適なワンワンライフを過ごすために皆さんの提案やご意見も是非お聞きしたいと思います。

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